いざ、『一人暮らしがしたい』『東京へ引越ししたい』など、引越しを考えた時に何から動けば良いのか?
これは学校では教えてくれない事なので不安ですよね。今回は、この家探しの動きかたについてまとめました。
初めての引越し
8割以上の方が失敗するという初めての引越しです。これは情報不足のまま不動産屋に行くからです。不動産屋では、初めての家探しほど楽な対応はありません。簡単にあなたに魔法をかけて家の申し込みを取り、キャンセルできない雰囲気を作り契約します。決まらずにずっと空いている家などを、『キャンセルが出た』『募集に出たばかりだ』『他にも問い合わせがある』など言って、特別に見せて『ラッキー』と思わせての申込が基本です。
こんな悪徳な不動産屋にひっかからずに、最初から成功する引越しをしましょう。
何から動くか?
まず、引越しについては、仕事の関係での転勤と、仕事の転職や学校に係る引越しなどがあると思います。
そこで知っておく事の基本
①月々いくらまでなら払えるか?
不動産屋の審査基準は、基本的に収入の金額の3分の1を上限としてます。
※手取りではなく額面です。
※年収が300万円の場合、月々25万円の給料です。この3分の1となると8.3万円が上限です。
※賃料ではなく、管理費や共益費も含めた月に払う賃料の合計となります。
収入の半分は家賃に使っても平気な方もいるかもしれませんが、23区では中々審査が通らないと思います。逆に4分の1や5分の1(この場合だと6万や5万の賃料)はまったく問題ないです。
3分の1は平均で、職種や貸主や不動産屋によって4分の1までだったりと色々とルールがあります。
※お仕事の内容も見られます。パート→バイト→派遣→社員→公務員となります。自営業の場合は、会社の規模で異なり、中小企業の場合は派遣くらいの位置で見られてしまいます。
※収入が激しく変動する業種は審査が難しいです。【芸能人とかアイドル】
まずはいくら位なら払えるのかを無理のない金額で考えてください。
~補足~
家賃以外にかかる費用は、
- 光熱費(電気・ガス・水道)
シングル平均1万~、2人以上2万~
- 通信費(携帯・インターネット)
シングル平均1万~、2人以上2万~
- 一ヵ月の食費
1日1千円で3万円、2千円で6万円、外食か自炊で大きく変わります
この他に、生命保険等、貯蓄、趣味代など様々なお金がかかりますので、引越しをする前にいくらまでならお金を使っても大丈夫かしっかり検討してください。
②何を基準に家を探すか?
- 目的地が決まっている
目的地がある場合には、その目的地まで徒歩〇分、自転車〇分、電車で〇分、電車で乗り換えは〇回までなど、条件を決めて探します。
- 住みたい街が決まっている
この街に住みたいと決まってる場合には駅から徒歩〇分以内などと決めるか、またはその住所や周辺環境で探します。
- お得な家に住みたい
UR賃貸や金融公庫物件など、お得な家を探す場合には家が基本になる引越しなので、まずは家の空き状況を確認します。
- どこに住めば良いかわからない
この場合は複数の不動産屋に問い合わせをし相談するのが良いと思います。
- 自然が多い街
- 治安が良い街
- 物価の安い街
- 利便性の良い街
- 商店街が活気がある街
- 人が多い街
- 人が少ない街
言い出したらきりがないくらい条件はあると思います。
③条件は?
など希望を考えます。
④不動産屋に問い合わせ・来店
上記の①~③が揃ったら、不動産屋に問い合わせをします。いきなり来店する場合もありますが、失敗しないためにも最初に複数の不動産屋に問い合わせをしてから、来店したい不動産屋を絞った方が良いです。
なぜなら、仲介してくれる担当者が何を話してるかわからない。知識がなくて不安。適当、、、嘘つき、、、これでは契約が大変ですし嫌ですからね。
こちらを参考にしてください。
⑤建物を案内してもらい申込・契約となる
案内に行く際には、住みにくい家には注意してください。
あまり見る事をオススメできないですが事故物件サイトもあります。
気に入る物件があれば、
- 申込
- 審査
- 契約
- 入居
となります。お金が発生するのは、3.の契約時です。1.の申込時にお金が必要であればお店を変えた方がよいです。不動産屋は申込でお金を頂くことができません。【※売買は別】
お客様がキャンセルするのではないか?などを考えてキャンセルしにくくするためにお金を預かります。もちろん契約する際には必要なお金に充当するので、余計に支払う事はありません。本当に気に入っているならお金を払っても大丈夫ですが、なんとなくとかまだ悩んでいる際にはお金は払わない方が良いです。
※お金を払ってもキャンセルすれば“基本”は戻ってきます。ただし支払う際にかかった振込手数料などは戻りません。
まとめ
上記の①~⑤の順が基本となります。
時間に余裕があれば、事前に町の下見をするのも面白いと思います。住んでから知っていくお店などの開拓と違い、公園・本屋・スーパーなどの周辺環境は大事です。
コメント