【閲覧注意】ほんとうにあった怖い話 ~初級編~

不動産屋
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皆さんは事故物件(告知事項)という言葉は何となく聞いたことがあると思いますが、実際に事故物件での説明のできない現象は信じますか?

私は不動産屋の営業マンだった時に様々な『説明のできない』心霊体験をしたことがあります。

そんな私は幽霊を信じないですし、科学で証明できないものとか事故物件がなんだという考えの持ち主です。

そもそも告知事項とは?

心理的瑕疵(かし)と物理的瑕疵(かし)など建物で欠陥や知っている告知すべき事由をお伝えする事です。

物理的瑕疵:隣の建物が建て壊しの工事が決まっている。近隣でトラブルの多い方が住んでいる。または同じ建物内に反社会的勢力の事務所があるなど・・・。リアルに面倒な事が多いです。隣接する部屋に神経のクレーマーがいてドアの開け閉めの度に部屋にくるなどもありました。

心理的瑕疵:まさにあれです。幽霊や解決できない物音など、うまく言えないあれです。住む人住む人が短期間で引越してしまうとか、体調がすぐれなくなるなどは意外とあります。

一概に告知事項とあっても、人が亡くなったとは限らないです。

ですが、事故物件とあったら、基本的には人が亡くなった建物を指します。部屋で亡くなったものではなく、孤独死、自殺、殺人などを指します。

このあたりまでは怖いこともなく簡単な説明です。

では本題に入ります。

実際にあった説明のできない現象①

最初なので怖さは普通です。

これは2階建で4部屋のアパートでの出来事です。

4部屋のアパートは木造で、小さな脇道の行き止まりに建っている建物でした。

行き止まりは塀に囲まれていて、こちらからは正面の1面のみしか建物がみれません。

 

 

こんな感じの古い木造のアパートで、各階に2部屋ずつの4部屋です。(写真はイメージ)

お部屋は4部屋中2部屋が募集の建物でした。

そして紹介を受け持ってから数カ月が経過してすっかり建物の存在を忘れていました。

 

そんな時に、知り合いの不動産屋さんから

 

「申込を入れたい」

 

と連絡があり、オーナーさんへ連絡をし空室であることを確認して申込となりました。

年配の男性の一人暮らしでした。

 

無事に契約も完了しお部屋に居住がスタートです。

それから数週間後・・・

 

仲介をした不動産屋さんから一本の電話がありました。

「前回、〇〇荘を仲介した方からここ数日クレームの電話がありまして・・・。次連絡があったら対応をお願いしてもえますか??」

という内容でした。

 

生活音のクレームだ。

これはよくある事なので、「もちろんです」次は私宛に連絡するようにお話ください。

と伝えました。

何やらうるさい方が住んでいるみたいで、注意してほしいという内容でした。

 

それから数日後の20時過ぎ頃、一本の電話ありました。

「もう何とかしてくれないか?隣の部屋がどんちゃん騒ぎしてうるさいんだよ」と。

先日から住まれた本人からの連絡がありました。

 

このエリアならではの学生が、飲み会でもしているのかなとすぐ考えました。

そして、建物を見に車で向かいました。

 

車が入れない建物なので、パーキングに止めて行き止まりの道を向かいます。

夜のためか真っ暗で都心とは思えない状況でした。

そして、建物に到着です。

※実際の写真※

 

こちらから確認ができるのは電話をくれた人の部屋で、奥の部屋は見えない状況でした。

まずは、2階にあがり、連絡をくれた方に謝罪と状況確認をしました。

 

「その時に少しだけ違和感が・・・」

それは音が静かになっていた事です。

 

今はTVでも見ているのか?など考えながら、注意と協力のお願いをと思い、隣の部屋に行きました。

 

「トントン」

「すいません。管理会社の〇〇不動産です」

 

・・・・

 

シーン。無反応です。

 

横の曇りガラスからは室内が中が真っ暗に見える。

電気のメーターも動いている様子がない。

 

ちょっと何が起きたか理解ができなくて、夜遅いというのにオーナーに電話をしました。

 

「夜分遅くに申し訳ございません。前回仲介したお客様が音のトラブルで現在建物に来てます」

 

オーナーは「はい?ん?どうゆうことですか?」

 

と、少し驚いた様子を見せて、こう言われました。

 

「半年前からこの建物は、4部屋全てが空室の状況で現在は、2階の〇〇さん(今回住まれた人)の一部屋のみで後は空室ですよ。」

 

「他のお部屋は全てオープンなのでイタズラがないか見てください」

 

との事。

 

もう何がなんだか理解ができず、確かめるため隣の部屋をドアノブを握ると鍵が開いてました。

 

そして本当に真っ暗なお部屋が。

 

空室の状況からブレーカーも入ってないので携帯のライトを照らしながら、とりあえず窓を開けました。

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