不動産屋の選び方 パート2

不動産屋
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東京で家を探す時に、どこの不動産屋に行けばよいのか?不動産屋の選び方はどうしているのか?前回の不動産屋の選び方に補足を加え内容をアップさせた記事です。

 

不動産屋の店舗数

東京の不動産屋の店舗数は約1.3万店舗で全国の約10分の1が東京に店舗があります。

これは異常な店舗数で、東京の電車の駅の数は約630駅なので、1駅に20店舗ほど不動産屋がある計算になります。

 

多い理由

不動産屋は最も独立が簡単な業種です。

なぜなら1店舗に宅建(宅地建物取引士)が一人いれば不動産屋を始める事が可能です。※取引業の手続き等も有る

そして、ほとんどの不動産屋が仲介業をメインとしているので、自らが販売する在庫を持たない商売なので、何もなくても仕事がスタートできます。

結果として、すぐに倒産する店舗や違法な方法で営業しているお店は多いです。

 

不動産屋の種類

不動産屋には主に以下の種類があります。

  • 売買をメインにしている
  • 賃貸をメインにしている
  • 売買と賃貸をメインにしている

基本的にはこの三つに分かれます。

今回は賃貸をメインにしているため、賃貸に対してのお店の説明をします。

 

賃貸をメインにしている

賃貸をメインにしている会社でも以下の種類があります。

  • 地元密着型で営業をしている 店舗は1Fで駅近くが多い
  • 地元で数年営業している駅近くの空中店舗(2F以上)
  • 繁華街の雑居ビルの空中店舗
  • フランチャイズ店舗
  • 大手不動産会社の店舗

主に上記の6タイプに分かれます。

不動産屋と言ってもタイプによって運営方法が異なります。

オススメの店舗

  • 地元密着型の1Fの店舗
  • 大手不動産会社の店舗

最もオススメはこの二つです。理由は、やはり物件数が豊富です。地元密着型の1Fの店舗であれば、まず間違いなくそのエリアで一番多い不動産情報があると思われます。続いて大手不動産会社の店舗です。三井のリハウス、住友不動産販売、東急・大京などです。この手の大手では不動産は売買が基本となるので、賃貸はほとんど力を入れておりません。賃貸の営業マン=売買ができずに回ってきたと言われるくらいです。

ですが、大手ならではの売買物件が売れずに賃貸に変更した物件や、大手にだからお願いしたいという賃貸物件などもあるので、他の会社には出回っていない物件があります。

この二つに言える共通点は、物件の数や知識はあると思われますが、営業マンのクオリティは低いと思います。良い接客ではなく家を重視した時にはこの二つがオススメです。

  • 地元で数年営業している駅近くの空中店舗
  • フランチャイズ店舗

営業のクオリティを求めたらこの二つです。明るく爽やかに若いスタッフが多いと思います。特に家のこだわりなく探すのであれば、この二つのタイプのお店であれば楽しく家探しができると思います。

フランチャイズ店は、アパマンショップ・ピタットハウス・エイブル・センチュリー21・ハウスドゥ・ホームメイト・ミニミニなどです。

店舗の名前は有名ですが、加盟しているだけの理由はどこかにあるはずです。ただし、店舗の名前があるので、若いスタッフなども働きやすく、知識はないけど元気で乗り切る営業マンが多いです。

 

オススメできない店舗

  • 繁華街の雑居ビルの空中店舗

JR線の駅前などのビルや少し離れたビルなどの主に3F以上に入っている店舗です。店舗の来客はほぼない状態なので、スーモやホームズなどポータルサイトに物件情報を多く記載します。一度お店に入ったら帰れないとか、申込みも強制的に迫るなどは当たり前です。東京に引っ越しを考えている人の大半が、この手のお店の嘘の物件情報に釣られてお店に行き、変な物件に申込みを入れて帰る事になります。

どんなに来店の予約を取ってしまっても、1Fじゃないとわかった時点でキャンセルするのが一番です。

 

空中店舗とは

何度も、空中店舗という言葉を使いましたが、この店舗は1Fの路面店ではなく建物の上の階にお店を出す店舗です。

不動産屋は、飲食店と同じく1Fに店舗を出すことが基本とされております。ビルの6Fの立ち食い蕎麦やさんやラーメン屋さんってなかなか行かないですよね?エレベーターを降りた途端『いらっしゃいませ~』なども多くあります。

このような店舗にはお客様の来店は月に1件あるかどうかです。

なので、ポータルサイトと呼ばれるスーモ・ホームズ・アットホームなど不動産の情報サイトを利用します。※利用料は驚くほど高い

このサイトなどに、存在しない物件、情報を修正しお得に見せる、他にも紹介していない物件(未公開)をチラつかせるなどし、お店の来店を誘います。

例え、物件の目の前から問い合わせをしてもお店の来店を誘います。

理由は簡単です。そんな物件は存在していないので、お店に呼んで何かと理由をつけて他の物件を紹介します。

  • 今日はオーナーさんと連絡がとれないから見れない
  • さっき申込が入ってしまった
  • 実はその物件は事故物件です
  • オーナーさんが悪い人だからオススメできない

色々な嘘を言って他の物件を紹介してきます。オトリ広告や釣り物件と呼ばれる方法です。

つい先日もこのような広告の不動産会社が業務停止になったニュースがありました。

ニュース:スーモ

ニュース:エキサイト

内容としては、4件に1件のお店で違法な方法があり業務停止になったという内容です。

正確にはバレた、というのが正しいかなと思います。

ポータルサイトでは、大手不動産会社の紹介物件以外『全体の8割ほど』は存在しない物件と言われております。このあたりはスーモのリクルートなどでは認めたくない内容ですが事実だと思います。

そして空中店舗では久しぶりに来たお客様のため、他のお店に行ってほしくないので強制的に申込みなどの方法を行います。

 

実際にあった怖い話

これは有名な大手不動産会社【○井不動産】から聞いた話です。

ア○マンショップで〇井不動産の物件に申込みを入れたお客様がいます。申込書を記入し申込をしました。その場では担当スタッフから申込みの受付確認で1番手だと告げられたそうです。ただし、その二日後に審査がNGだったと連絡がありました。申込みはできたけど審査で落ちてしまったので、他の物件を紹介するとの事でした。

お客様はすごくショックを受けて恥じる気持ちもあり、他のお店に行くことにしました。

そこで良い物件が見つかり申込みをなったので、申込みをする時に○井不動産で審査落ちをした事を伝えました。

たまたまその営業スタッフが〇井不動産の物件に詳しく、親身に話を聞いてくれたので審査に落ちた物件名を伝えました。

そうすると驚きの事実が判明します。

【既に契約済みのお部屋でした】

たまたまその営業スタッフが先週契約したお部屋でした。契約日はお客様が申込みを入れる前の日付でした。

営業スタッフは不振に思い○井不動産に、契約の前後に他の会社から申込みがあったかの確認をしましたが、そんな申込みがありませんでした。

※申込みの偽造※

ア○マンショップのスタッフがすでに申込みが入っている案件と知りながら、いろいろと理由をつけてお部屋だけ案内をし、申込みをしたフリをしている案件でした。

お客様は申込みをしたと言われていたので、もちろん物件が現在も募集中で申込みまでできたと思っていたが、完全な釣り物件でした。

この内容はあまりにも悪徳な方法ですが、実際に審査落ちした事がある人の中には、審査落ちしたと見せかけられた人もいると思います。

美味しい話には注意してください。

 

不動産屋対応のまとめ

住んでみたい地域や駅を決めて、その駅近くにある1Fの店舗と、近隣にある大手不動産会社の2社で紹介を受けて比べるのが一番です。

例え気になる物件があって、今決めないとなくなると言われても複数で比べてからでも良いと思います。

※比べるのは当日のうちです。数日空けると本当に物件は無くなります。

※その行為が理由で無くなった物件は上記で触れたように、最初から無かった可能性があるので、せかす言葉は軽く聞き流してください。

どちらのお店も良い物件がなかったり、あまりにもスタッフが不親切であれば、フランチャイズ店や駅近くの空中店舗に行ってください。

※駅近くの空中店舗でもできて3年以内などの店舗は怪しいです。

 

 

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