住みにくい家

間取り・住居
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どんな家を選べば良いか?不動産の家のタイプで人気の家もあれば、これはやめた方が良いと言われる家がありますが、今回は『住みにくい家』と名付け、これはやめた方が良い家を紹介します。

 

築年数の古い家(リノベーション)

いきなりこんな事を書くと、リノベーションビジネス会社に怒られてしまいますね。

リノベーションとはリフォームの事ですが、不動産屋の表記だとリフォームよりもっと大規模に行ったリフォームにリノベーションとつけております。

リノベーションが流行だしたのは、バブル時の大型マンションがきっかけです。所有者の相続で譲り受けた方が古いマンションは不要との事で不動産屋に売却します。その売却物件を不動産屋がリフォームして現代風に変え売却や賃貸にする動きが加速しております。

一見、建物を大事にしてよく見えますが、どこが注意なのか?

それは、配管や天井裏など表に見えない部分です。どんなに見た目を綺麗にしても、配管や天井裏のコンクリートなどが何十年も昔のものです。給水管や排水管【まとめて配管と呼ぶ】は、共用部と占有部に分かれます。共用部の配管は築20~30年くらいに1回交換される事がありますが、占有部は個々の所有物なので未交換が多くなります。

※新しいマンションなどでは、管理組合で交換工事は一緒にやると決めるところもあります。

ましてや個人オーナーの建物や管理組合が機能していないマンションでは破裂するまで交換しません。

古い配管の写真は見たことありますか?

トラウマになるレベルなので、ここには貼りませんが勇気があればWEBで検索してみてください。

そんな古い配管を通った水を飲むのはちょっと嫌ですね。

また、排水管も交換されていないので、換気扇を回したり、大雨の時には部屋の中に配管の臭いが充満する事もあります。これはどんなに室内の配管を綺麗にしても建物全体の工事をしないと解決されません。

この事から、築年数が古い家には最初から住まない事をオススメします。

 

隣が大型コインパーキング

大手の運営しているコインパーキングは基本的に期間限定のような造りになります。それは建物の建築予定地に作る事が多いからです。まれに建物の建築予定でも、大きさが足りず他の家と交渉している事などもあると聞きます。

ただ、大型となると単体でマンションの工事ができてしまうので、オリンピックが終わったり、工事価格の高騰が収まった時点でどんどん建物が建つかもしれません。

10F建てのマンションが建つとなると1~2年くらいかかります。毎日毎日工事の音と生活は残念ですね。

 

ロフト付き

学生の一人暮らしでも憧れる方がいますが、ロフトは中々厄介です。しっかり使うのは最初のうちで2~3ヵ月もすれば上に登るのも嫌になります。また、天井が高くなるためエアコンが効きにくくなり余計に電気代がかかります。

ロフトではなく、メゾネットタイプ(マンションの部屋の中が2F建てになっている)ものもあります。このような場合は、階段と室内に扉で仕切りがあるかチェックしてください。

※ロフトは室内の面積に入らないので、ロフト付きの20㎡だとロフト面積を入れると25㎡などになります。

※メゾネットタイプは面積に含まれるので、メゾネットタイプ50㎡だと、階段でいらない面積がとられるので、実際は40㎡未満しか使えなくなります。

 

建物の1Fや隣接が飲食店

飲食店と言っても種類は豊富です。種類によって注意すべき点があります。

  • 建物の裏にゴミ置き場

虫を寄せる魔物です。飲食店で出たゴミを飲食店側でまとめて処分などには注意が必要です。

  • 臭いが出る

カレー屋や中華屋や焼肉屋やもんじゃ屋や焼き鳥屋などは特に注意です。洗濯物がその臭いになります。

  • ラーメン屋

一見臭いが少なく感じるかもしれませんが、スープの準備などでは中々きつい臭いがでます。

  • 居酒屋

深夜ともなると、お店の前でいつまでもダラダラと会話して盛り上がる方が多いです。

  • 番外編

スナックなどカラオケができるお店も注意です。カラオケ屋ほどしっかりした防音設備ではないので、驚くほどうるさいです。

 

シェアハウス?民泊?多国籍すぎる建物

集合ポストを見ると、見たことない名前がたくさんある多国籍物件は文化の違いからトラブルが多いです。一部屋で5人で住むのが普通って家族や、ゴミの出し方のルールが守れない人までいます。また、家の中を靴で生活するのが当たり前の家などもあるので驚くほどうるさいです。

民泊やシェアハウスで運営されている部屋が建物内にあるトラブルが一段と増えます。トラブルの相手はビジネスでやっている投資家さんなので、クレームや相談に聞く耳をもたない事が多いです。

部屋の壁がコンクリート打ちっ放し

コンクリート打ちっ放しはデザイナーズマンションの代名詞でもあります。コンクリートに外壁には特殊な塗料を塗るのですが外壁は5年毎に塗り替えが必要なものです。室内はそこまで劣化はしませんが、コンクリートも呼吸をしています。室内に無理に塗料を塗るとコンクリートの呼吸ができずひび割れをおこします。また、呼吸をしているだけあって外気を室内に入れるので極端に寒かったり極端に暑かったりなど住みにくいとも言われます。見かたを変えると牢屋みたいなものでもあります。

注意点は、①室内の温度、②結露、③携帯の電波の3つかと思います。

 

アットホームな大家さん

これは『え?逆に安心じゃないの?』って思う方も多いかもしれません。

こんな話を不動産屋から聞きました。貸主さんが入居者さんのゴミを全てチェックしている。

借主さんが外出中に貸主さんが合鍵で部屋に入ってしまう。貸主が親族に部屋を貸したいなど正当事由ではない身勝手な理由で入居者を追い出す。など、あまりにも入居者さんに近寄ってくる貸主や、面談希望など行き過ぎた管理の貸主の物件はオススメできません。

 

修繕されていない

明らかに外壁にひびが入っている(特に写真のような横割れは注意です)

このように外を一周回った時に、全然外壁の修繕をされていない建物は『ほぼほぼ雨漏り中』です。

目に見える雨漏りはなくとも外から内部を通り、1Fに抜ける雨漏りもあります。気付いた時には手遅れの状態です。

また室内に雨漏りや問題が発生しても日頃から修繕を行わない貸主の建物だと工事を行ってくれない可能性もあります。

 

まとめ

家には住んで楽しい個性的な家から、誰もがに愛されるような満足のいく家まであります。

上記は注意のほんの一部ですが書いたようなリスクは事前に回避し、住まない事をオススメします。

※隣が学校関係

また、隣が学校関係の家などは、チャイム音や部活の音など様々な音に毎日悩まれると思います。

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