東京で開催される夏前後のイベントでオススメのものをいくつかご紹介します。
このランキングは、当サイト作成者の独断で決めております。
祭り
第一位 鳥越祭り
都内トップクラスの重さと言われる4トンの千貫神輿(センガンミコシ)が出ます。
この千貫神輿は祭りの二日目(日曜日)の朝6時台に宮出しを行い、台東区の町の中を周る神輿渡御(ミコシトギョ)が行われます。この神輿渡御は、ルート情報がWEBではあまり出ていないので、事前に確認しておくか当日神社周辺で確認が必要です。
道中、応援で来ている担ぎ手からは、『こんなにすごいの?』『こんなの担げない』と言われるほど、神輿の先頭は常に喧嘩状態で進んでおります。
この動画は、鳥越神社から出てきた宮出し後の宮元町会での担ぐ様子です。最初に我先に神輿につこうと小競り合いが始まります。これ神輿に写ってない範囲でもすごいです。
この様子は宮出し後なので朝の6時台でこの盛り上がりです。
夜になると、「鳥越の夜祭り」が行われ、21時に宮入となります。
神社前の蔵前通りは夕方過ぎると通行止めとなり、バリケードが張られすごい数の警察官が来ます。
神社の前の場所取りは2時間以上前から始まります。
日曜日はこの千貫神輿のみなので、神輿も見やすく迫力のある神輿を見るのであれば良い経験になると思います。
名称 | 鳥越祭り |
日程 | 6月2週目の土日 (6月9日付近) |
場所 | 鳥越神社 |
交通アクセス | 都営浅草線「蔵前駅」徒歩6分 JR、都営浅草線「浅草橋駅」徒歩8分 |
屋台 | 約200店 |
第二位 深川八幡祭り
2017年の12月に恐ろしい事件が起きてしまった事でも有名な富岡八幡宮で行われる祭りです。
神田祭・山王祭・深川祭で江戸三大祭りと言われます。
他にも、深川祭り・水かけ祭り言われる祭りで、鳥越祭りと異なり、カメラや洋服が塗れる事間違いなしです。
水掛けと言っても、バケツでちょろっとってレベルではないです。こちらの動画を見るとわかりますが、東京消防庁が消火ホースで水をかけます。担ぎ手いわく息ができないとの事でした。
動画で紹介している神輿は二の宮と言われ重量は2トンの神輿です。この神輿は3年に1度で、本祭り2017年の翌年に担がれます。次の本祭りはオリンピック時でこちらも期待ができます。
名称 | 深川八幡祭り |
日程 | 8月二週目頃 8/15付近に開催 |
場所 | 富岡八幡宮 |
交通アクセス | 営団地下鉄東西線 「門前仲町」駅より徒歩3分 都営地下鉄大江戸線「門前仲町」駅より徒歩6分 |
屋台 | 数十店 |
第三位 三社祭り
東京では言わずとしれた有名な三社祭りです。
浅草と言えば浅草寺(センソウジ)ですが、その隣にある浅草神社の祭りです(正:浅草神社例大祭)
この三社とは、浅草神社の旧名が三社明神社と呼ばれ、檜前浜成・竹成の兄弟と土師真中知の3人から来ております。現在、一之宮・二之宮・三之宮には、この三人の御神霊を移して、町中を渡御しております。
昔は、ヤクザで有名な祭りでしたが、現在は厳しくなり神輿の上に乗る行為や刺青そのものにもうるさくなりました。
※一之宮の重量は1トンと言われております。
名称 | 浅草神社例大祭 |
日程 | 5月の第三週の金・土・日 |
場所 | 浅草神社(浅草寺) |
交通アクセス | 地下鉄/東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩7分 地下鉄/都営地下鉄浅草線浅草駅から徒歩7分 東武線浅草駅から徒歩7分 つくばエクスプレス浅草駅より徒歩10分 |
屋台 | 数百店 |
番外編 住吉神社例祭
都内で唯一、船に乗せる神輿がある住吉神社の御祭りです。
住吉神社と聞くとどこかわかりにくいですが、もんじゃで有名な月島にあります。また、つくだ煮で有名な佃が正しい住所です。
月島佃祭とも呼ばれます。
この動画にある神輿は3年に1度の本祭りで担がれる八角形の形をした八角神輿です。
このお祭りも水かけ祭りで有名で町内渡御の際には、いたるところからホースやバケツなどで水がかかります。
見に行くときには注意が必要です。
名称 | 住吉神社例大祭 |
日程 | 8月の第一土日(本祭りは金曜・月曜含む4日間) |
場所 | 住吉神社(佃) |
交通アクセス | 東京メトロ有楽町線「月島駅」 都営大江戸線「月島駅」6出口 徒歩5分 |
屋台 | 数十店 |
花火大会
第一位 葛飾納涼花火大会
東京の花火大会で一番オススメです。理由は一つ!穴場だからです。
隅田川花火大会は有名ですが、実際は両国・押上・本所吾妻橋・浅草など会場近くにいってもビルの隙間からちょろっと見れるだけです。座ってみても花火が半分かけているなど、綺麗に見る事ができません。
わざわざ行かなくともTVで見るのが一番です。
その点、荒川や江戸川など土手で見れる花火大会がどこからも綺麗に見えるのでオススメです。
この写真は開始10分前の土手の様子です。
10分前に行ってもこのガラガラ状態は完全に穴場です。
反対側はメイン会場の柴又・金町側です。金町駅から会場に向かわず、大通りの6号(水戸街道)を松戸方面に渡るだけです。
渡る時間は5分程度。たった5分多めに歩くだけでこの違いです。
その変わりこの場所近くには、トイレやコンビニや屋台はございません。
名称 | 葛飾納涼花火大会 |
日程 | 7月最終火曜日(隅田川花火の数日前) |
場所 | 葛飾区柴又野球場(江戸川河川敷) |
交通 | 京成線:柴又駅下車 徒歩 約10分 JR線 :金町駅下車 徒歩 約20分 北総線:新柴又駅下車 徒歩 約15分 |
打ち上げ数 | 約13,000発 |
第二位 江戸川区花火大会
東京の花火大会の中では一番すごい花火大会です。ただ、あまりにも人気なので、メインの東京側(篠崎付近)も川を挟んだ反対側の千葉川(市川付近)も激混みです。
どちらも土手なので土手まで行くと座れますが帰りは電車に乗るまで一時間はかかると言われる混雑具合です。
別名、エキサイティング花火と言われ開始の5秒間で1000発の発射は圧巻です。
10分おきに音楽が流れ花火の連射があるので綺麗に撮影したい人は撮りやすい花火大会です。
名称 | 江戸川区花火大会 |
日程 | 8月第一土曜日 |
場所 | 江戸川河川敷(篠崎公園前付近) |
交通 | 都営新宿線「篠崎駅」→徒歩約15分 JR総武線「市川駅」南口→徒歩約15分 |
打ち上げ数 | 14,000発 |
第三位 足立の花火
荒川の土手で開催される花火大会です。
隅田川花火大会の前の週で、足立→葛飾→隅田川→江東→江戸川と三週間の間で連続で花火大会が開催されます。そのスタートと言っても良いのが足立の花火大会です。
※ちなみに江戸川の花火大会の日は、松戸や板橋など他にもいくつもの花火大会が開催されます。
こちらも特徴は、交通が便利+見やすいのいう点です。
大きな派手さはないですが、北千住側も反対の西新井側も開始5分前についても数名程度の席であれば確保はできます。
名称 | 足立の花火 |
日程 | 7月第三土曜日(隅田川の前の週) |
場所 | 荒川河川敷(千代田線鉄橋近く) |
交通 | 各路線「北千住駅」から徒歩15分 東武鉄道「小菅駅」「梅島駅」「五反野駅」から徒歩15分 東武は各駅のため北千住駅では日比谷線ホームです。 |
打ち上げ数 | 13,600発 |
番外編 東京花火大祭〜EDOMODE〜
2018年に初めて開催された花火大会です。今までのお台場の花火大会とは異なります。
よって2019年も開催されるかは不明です。この花火大会は隅田川の花火大会同様で、日本を代表する花火師による花火のため一つ一つのクオリティが違います。今回は、市川海老蔵の歌舞伎とのコラボレーションで開催され会場付近は最低1万円近い優良席ばかりで一般は海側に近寄れません。
また一回目ということで情報も少なく、フジテレビ前などは人でごったがえしておりました。
豊洲や品川側の海を挟んだ側は比較的空いておりましたが、離れすぎているのが少し残念です。
交通整備や都内から行きやすい場所になれば、上位の人気になること間違いなしだと思います。
名称 | 東京花火大祭〜EDOMODE〜 |
日程 | 2018年8月11日 |
場所 | お台場海浜公園 |
交通 | ゆりかもめ「台場駅」「お台場海浜公園駅」から徒歩5分 りんかい線「東京テレポート駅」から徒歩10分 |
打ち上げ数 | 12,000発 |
花火大会で土手で開催される場合の会場選びは、風向きを見ると良いです。風が吹いている方向側で見ると、煙だらけになるので後ろから風が吹いてくれることが理想です。